昇進昇格試験、採用選考、能力開発など、目的や課題に応じて様々な企業様に導入いただいております。
以下はその一例です(※企業名は守秘義務の観点から非公開)。
導入事例
昇進昇格アセスメント
業種 | 大手医薬品メーカー |
対象 | 主任職:100名 管理職:200名 |
導入サービス | 昇進昇格試験として、以下を実施: ・主任職:ケーススタディ(問題解決編) ・管理職:ケーススタディ(戦略立案編)+論文審査 |
導入の背景 | 昇進・昇格の判断が、現場上長の主観に依存しており、 「優秀なプレーヤー=マネジメント適性がある」とは限らない課題があった。 組織力強化の観点から、より客観性のある評価制度が求められていた。 |
導入の効果 | ・公平な昇格評価により、社員の納得感と組織への信頼感が向上 ・適材適所の人材登用が実現し、重要ポストの人選が改善 ・教育方針も「知識型」から「思考力・判断力重視」へとシフト → 結果として、組織風土の刷新・旧体質からの脱却に成功 |
採用試験アセスメント
業種 | IT系ベンチャー企業 |
対象 | 中途採用候補者(都度実施) |
導入サービス | 面接と併用して、ケーススタディ形式の問題解決力アセスメントを実施 |
導入の背景 | 技術力のある人材は一定数確保できる一方で、 「自ら課題を見つけ、組織として動ける人材」が採用後に伸び悩む傾向があった。 従来のスキルテストや面接では読み取れない“思考力の質”を可視化するため、導入を決定。 |
導入の効果 | ・課題に対する向き合い方や考え方を把握できるようになり、採用のミスマッチが減少 ・チーム間の衝突や温度差が減り、業務推進がスムーズに ・採用後の早期離職も減少傾向にあり、今後は若手・ポテンシャル層にも適用を検討中 |
個別フォローアップ研修
業種 | 中堅医薬品メーカー |
対象 | 課長代理職登用試験の不合格者(数名~10名程度) |
導入サービス | フォローアップ研修(1日)+ 通信添削サポート(ケーススタディ形式) 【研修の内容】 1日集中の研修では、理論と演習(ケーススタディ)を組み合わせて問題解決力を実践的に学習。 研修後は、個別添削形式で課題演習に取り組み、指導付きフィードバックにより理解を深める。 |
導入の背景 | 日常業務の成果は一定以上だが、マネジメント層に必要な「問題解決力」に課題を抱える人材への対応が急務となっていた。 試験の不合格を機に、受講者本人の課題を明確化し、今後の成長につなげる機会とするために導入。 |
導入の効果 | ・一方通行の講義とは異なり、思考を可視化する添削フィードバックにより課題認識が明確に ・研修後も所属上長のフォローを継続する体制を構築し、学びを現場で活かせるよう支援 ・翌年度の登用試験では多くの受講者が合格基準をクリアし、前向きな取り組み姿勢が定着 |
ビジネススキル強化研修
業種 | 大手食品メーカー |
対象 | 若手〜中堅社員(管理職手前層まで)/対象者数:1,000名超 |
導入サービス | 通年型の社内ビジネススキル強化研修を導入。 講義に加えて、ケーススタディ演習・個別添削を組み合わせた実践型プログラムを構成。 【研修の内容】 各回テーマ別に講義+演習(ケーススタディ)を実施 研修後には、個別添削により受講者自身の思考のクセや改善点をフィードバック 受講対象は階層別に分け、段階的にスキルを高める構成に |
導入の背景 | 将来のリーダー・管理職候補者に向けた中長期的な人材育成施策の一環として、 「問題解決力」「目標設定力」などのコンセプチュアルスキルを体系的に学ぶ機会が必要とされていた。 |
導入の効果 | ・これまでの「業務スキル中心」の研修に対し、社員にとって“考える力”を鍛える初の試みとなった ・「問題解決力」をはじめとする思考スキルの重要性が社内に浸透し、自主的な学習意欲が醸成 ・数年単位の継続により、管理職登用試験の平均点にも明確な向上が見られる結果に |
ロールプレイ研修
業種 | 大手物流会社 |
対象 | 新任管理職(20名) |
導入サービス | 新任管理職向けフォローアップ研修としてロールプレイ型研修を導入。 インバスケット演習・ロールプレイ・グループ討議などを組み合わせ、現場で必要な実務対応力を高める。 【研修の内容】 管理職に求められる意思決定・対人対応・業務推進などをテーマに、実践形式で演習を実施 他者とのやり取りや課題解決を通して、自身の強み・弱みを明確に認識する機会を提供 演習後にはグループフィードバックも行い、学びを言語化・内省するプロセスを重視 |
導入の背景 | 管理職登用試験は既に実施していたが、合格後の現場対応にギャップが生じていた。 特に「一般社員」から「管理職」へのマインドチェンジを支援する仕組みが不足していたため、登用後のフォローとして導入を決定。 |
導入の効果 | ・机上の知識だけでなく、実際のシチュエーションを通して「管理職としての構え」を体得 ・上司・部下との接し方や業務の進め方についての具体的なイメージを持つことができ、役割への不安を払拭 ・組織としても、現場での管理職定着をスムーズに進めるうえでの有効なステップとなった |